アスベスト被害 救済を

関西建設労働者・遺族が提訴

大阪地裁

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 アスベスト建材により健康被害を受けた大阪、兵庫の建設労働者と遺族の17人は13日、国とアスベスト建材メーカーを相手取り、謝罪と損害賠償を求め、大阪地裁に提訴しました。

 建設労働者による訴訟は、2008年5月の首都圏に始まり、北海道、京都に続くものです。提訴報告集会では、全建総連の宮本一労働対策部長や、建交労、首都圏や京都訴訟の原告団、泉南アスベスト訴訟原告団の岡田陽子共同代表らが発言しました。

 関西建設アスベスト大阪訴訟の北山博士原告団長は「私は現場監督をしていました。現場の末端で働く職人たちは、なかなか労災認定を受けられず、亡くなっています。国と建材メーカーは補償、救済し、社会的責任を果たしてもらいたい」と発言しました。

 裁判所前で、関西建設アスベスト大阪訴訟と泉南アスベスト国賠訴訟の高裁勝利へビラを配り、支援を呼びかけました。

 ビラを受け取った法律事務所の女性(28)は「長期間、原告のみなさんは苦労しています。裁判所は、ぜひ救済してほしい」と話しました。


2011年7月14日(木)「しんぶん赤旗」