永野耕平前市長の再選許さず、清潔・公正、
市民とともに歩む岸和田市政の実現へ力をつくします
-岸和田市長選挙にのぞむ日本共産党の基本的立場- |
2025年3月10日 日本共産党阪南地区委員会・岸和田市委員会
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一、3月30日告示・4月6日投開票の岸和田市長選挙が迫ってきました。日本共産党は市議選で示された岸和田市民の願いに応え、永野耕平前市長の再選を許さず、新しい市政をつくるため全力で奮闘します。
市議選後も辞職せず市長の座にしがみついてきた永野氏は、2月17日の市議会で全員が賛成し、2度目の不信任が可決し失職しました。
しかし永野氏は、「不信任は民意」と言いながら、「不信任の内容に納得できない」「不倫で不信任はおかしい」と開きなおり、出直し市長選挙への立候補を表明しています。
今度の市長選挙は、岸和田市民の声に背を向け、市長の座に固執する永野氏の再選を許さないことが最大の焦点です。同時に永野氏が進めてきた市民不在と混乱の維新政治を終わらせる事です。日本共産党は市民の声を正面から受け止め、独自候補の擁立を見送り、無所属で立候補を表明している佐野英利氏を自主的に支援します。
一、市長選挙に、大阪維新の会は候補者擁立を準備しています。永野氏を公認してきた維新の会は、事件発覚後も永野氏の言い分を受け入れ、除名でなく離党勧告にとどめ永野氏の続投を容認しました。そして昨年12月の議会では不信任に反対し、永野氏の行為を事実上免罪し延命を後押ししました。しかし、この維新の態度に厳しい批判が広がると、市議選では理由も示さず候補者に不信任への賛成を表明させ、2月17日の不信任可決に賛成へと態度を変えました。永野氏への一貫しない維新の会の対応に、多くの市民から批判の声が起こっています。
一、佐野英利氏は、「一番力をいれたいのは『市民の市政に対する信頼回復』」と述べ、市民の声を聞かない市長とは一線を画し、「市民の声をまず聴く」と強調しています。すでにタウンミーティングや様々な市民との懇談を精力的におこない、要望に沿って、「市内の小中学校の給食を完全無償化」するとともに、「学校体育館や特別教室へのエアコン整備」と一体で「災害時の避難所の確保」、「スポーツ振興施設整備やイベントの開催」など、市民の声を市政に生かす姿勢を示しています。
一、小中学校の統廃合計画や市民病院の独法化計画の白紙撤回、公共施設の統廃合の中止なども、岸和田市民の声と運動にかかっており、日本共産党が果たす役割がますます重要です。
投票日まで4週間です。日本共産党は、改めて永野氏の再選を断固阻止し、新しい市政への転換をはかり、人権を守り、清潔・公正、市民とともに歩む市政実現に全力で奮闘します。
補足:3月20日 大阪維新の会 吉村代表が岸和田市長選挙での候補者の出馬を断念を表明しました。
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