忠岡町長選挙の結果について


 住民投票で合併反対が多数を占めたことから前町長が辞職した大阪・忠岡町で、19日に町長選挙が告示されました。

 選挙には、合併問題で住民投票条例制定を直接請求した、「忠岡町を愛する会」の代表・和田吉衛さんが立候補し、無投票で当選しました。和田さんとは、日本共産党も参加する、「明るい住民本位の忠岡町をつくる会」が、政策協定を締結し推薦しています。

 政策の主な内容は、○押し付け合併に反対し、町財政の再建で自立したまちづくりに取り組む、○産業の活性化めざし、地元商工業を支援する、○子育て支援や30人学級など、教育・福祉の充実、○憲法をくらしに生かし、平和・民主主義を守るなどです。

 合併をめぐっては、前町長が合併を強引に推進する中で、7割をこす町民が、小さい町だからこそきめ細かい住民施策を進めることが出来るし、町財政の再建は、住民と職員、町長と議会が力を合わせ、知恵を出し合えば解決出来るという方向を選択しました。

 日本共産党は、「明るい会」とともに、和田吉衛・新町長を支えて、締結した政策の実現で住民が主人公となる民主町政の前進・発展をかちとるために力を尽くします。

  2004年10月19日
                                       日本共産党阪南地区委員会