[しんぶん赤旗・近畿版、2009年10月3日付けより


自治体病院

 経営統合の再検討を

    大阪の党3市議団が国に


 日本共産党阪南地区委員会の泉佐野、貝塚、阪南の各市議団は1日、厚生労働省、総務省に「地域医療再生計画」問題(第2次経済対策)で要請行動を行いました。

 自民・公明前政権が決めたこの計画にもとづき、大阪府は3公立病院と泉佐野市の救急救命センターを独立行政法人として経営統合する計画案をまとめようとしています。

 山下芳生参院議員も同席した両省への要請では、「経営統合先にありきの府の計画では、医師確保の保障にはならない」「市民の税金でつくった市民病院がなくなるのでは」など、市民や関係者の声を紹介し、統合、再編を前提とせず、医師確保など自治体病院への支援策について、再検討を行うように求めました。

 この行動には、高道一郎泉佐野市議、竹下義之、田崎妙子貝塚市議、和気豊大阪19区国政対策委員長が参加しました。