[しんぶん赤旗、2007年6月20日、大阪のページ]

党の訴えが心動かす

阪南で演説会

宮本参院候補の議席と党前進へ

 貝塚市で十七日、日本共産党の阪南地域大演説会が開かれました。宮本たけし参院大阪選挙区候補の地元、「阪南地域から国会議員を」と、バス十二台を運行するなど八百人が参加し、熱気につつまれました。

 青年かえるネットの渡部さつきさんが、若者をとりまく現状を告発し、「なんとしても参院選で日本共産党の躍進を」と訴えました。浄土真宗僧侶の小倉雅昭さんは、宗教者の立場から平和の問題を語り、今度の選挙は「靖国」派と政教一体の公明・創価学会の暴走を宗教者としても許すわけにはいかないと強調し、拍手につつまれました。

 小林みえこ参院議員は終盤国会の状況を報告。党議員団の活動や実績、宮本候補が現職議員時代にいかに大きな仕事をしてきたのかを紹介し、「現状の参院九議席から
一議席、二議席増えることで国会と国政を大きく変えることができる」と党議員団の値打ちを語り、「そのためにもなんとしても比例での五議席と大阪選挙区での宮本さ
んの議席奪還を」と呼びかけました。

 宮本候補は、格差と貧困の現状にふれ、日本共産党の訴えがいま他党の支持者心を動かすほどだと語り、「『弱きを助け、巨悪に立ち向かう』議席をなんとしても勝ちとりたい。そのためにも地元阪南地域の大きなご支援を寄せてほしい」と訴えました。参加者は大きな拍手で応えました。

 参加者は、「宮本さんの話はわかりやすく迫力があった」「なんとしても宮本さんを国会に送りたい」などと感想をのべていました。アンケートには、「選挙に勝つために『赤旗』を読んでみたい」「党に入りたい」などの声も寄せられました。