(しんぶん赤旗、2004年12月4日、[関西のページ])

関空支出凍結、トマト農家支援…
党県議団

和歌山県に予算要求

 日本共産党和歌山県議団(村岡キミ子団長)は十一月三十日、百二十八項目の来年度の予算要求について県から回答を求め、懇談しました。

 関西国際空港の関係で議員団は、二期事業推進のための支出は凍結することを求めるとともに、同空港で国内便を増やして利便性を向上させることを求めました。

 和歌山市加太でカゴメなどが大規模なトマト菜園を計画し、県が土地を貸す契約を交わしている問題で、議員団は県内のトマト生産農家への支援策をききました。県は、農家の意向調査を来年にかけて実施し、これをふまえた振興計画を検討する考えを示しました。

 県が整備している「緑の雇用」の担い手住宅の入居者から、雨戸や網戸をつけてほしいという要望などが出ていた問題で議員団は、現地調査をふまえて、改善の努力を県に求めました。

 昨年度から始まっている少人数学級について、議員団が拡充を求めたのにたいし県教育委員会は、前進させたいとのべました。