’07・10・20 政治の今と未来を語るつどいを開催しました

 阪南地区委員会は、10月20日(土)の 午後2時から貝塚市内で「政治の今と未来を語るつどい」を開きました。
 このつどいは、綱領と日本の前途を語り合う大運動を本格的に推進していくステップにと地区委員会が主催したもので、阪南地域から党員、後援会員、支持者ら160人が参加しました。

 司会の尾崎義彦貝塚市議は、いま党は綱領と日本の前途を語る大運動をすすめています。今日はその一環のつどいですので、ご参加のみなさんが大いに党の値打ちなどをつかんでいただき、来るべき総選挙での党の躍進のために力を貸していただきたいとあいさつ。
 つどいの冒頭は、元和泉市議の天堀博さんが戎亭福助と名乗り、鷺取りという落語を披露、参加者を笑いの渦に誘い込み、なごやかな雰囲気となりました。

 ひきつづいて、半年前に入党したという泉佐野市で布団店を経営している井川達也さんは、入党の経過や入党直後からのいっせい地方選挙や参院選での活動をふり返りながら、こんな楽しい活動はほんまにやりがいがある、どんどん共産党のことを知らせていきたい。また、しんぶん赤旗は商業新聞とは全然違う、ほんまに庶民の一番知りたいことを書いてるのは赤旗だけやとユーモアたっぷりに語りました。

 最後に登場した元参院議員の宮本たけしさんは、まず支援のお礼と決意をのべました。そして、今日は日本の政治はにが一番の問題なんか、日本共産党の値打ちは何なんか、そのことをお話したいときりだしました。戦前戦後の党の活動を紹介した宮本たけしさんは、善意で「党名を変えたらどうですか」という方もいますが、戦前は天皇絶対の専制政治と侵略戦争という苦難の根源に反対し命をかけて頑張った。戦後もアメリカいいなりと財界・大企業優先という苦難の根源を本気で取りのぞくのが日本共産党です。だから、日本共産党に攻撃が集中するんです。党名を変えてもこの路線を変えない限り攻撃は止みません。ぜひ党に加わっていただき、来るべき総選挙での躍進めざし、党を強く大きくして下さいと結びました。

 その後の質疑・応答では、小川雄司田尻町議が、「北朝鮮などをイメージして共産党は今はええこと言うてても、将来は共産主義めざしてるんでしょ」という声に簡潔に応えるにはどうするるのか」と問いかけました。さらに泉南市在住の76歳の男性は、「後期高齢者」は戦前は「勝つまで欲しがりません」と我慢を強いられ、戦後はひもじい思いをさせられ、高度経済成長期では「働け、働け、働け」と夜中まで仕事させられ、やっとゆっくりできると思ったら「お金のない高齢者は早く死ね」と言わんばかりの政治だ。後期高齢者医療をぜひやめさせて欲しいと訴え、年金改悪ではマクロ経済スライドについて質問しました。

 また、南アジアのある国出身の男性は「自分は日本人女性と結婚し、数年前に帰化したが日本共産党に参加できますか」と質問。宮本たけしさんは党規約を紹介し「心から歓迎します」と応えました。
つどい終了後、2名の方が入党しました。