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■これまでの経緯は?
「強引な誘いを受け、性行為を強要された」として、大阪府内に住む女性が損害賠償を求めた民事訴訟が11 月14 日に和解となり、それが公(おおやけ)になったのが事の始まりです。
大阪地裁の和解調書では、市長が女性との性的関係を「市長の地位や雇用を左右しうる優越的立場」を利用したもの、また、「市長が公人で配偶者がいる身であり、非難は免れない」「女性は性的関係が続く中で精神的失調を来し、訴訟の提起にまで至った」ときびしく指摘しています。500
万円の解決金と「原告への謝罪」も和解条件に盛り込まれています。
議会は市長の説明を求めましたが、明確な説明も謝罪もありませんでした。市民の怒りは激しく「市長は辞職せよ」の声が高まり、市役所前での抗議が展開されました。
■身勝手な解散!
このような声を受けて、市議会は市長に12 月20 日、「不信任決議」を圧倒的多数の賛成で可決しました。
しかし、12 月24 日市長は自らの辞職ではなく議会の解散を選択しました。 今回の事態は市長が引き起こしたことであり、議会解散には全く道理も大義もありません。「家庭のことで不信任を出されることではない」と市長は述べていますが、相手女性を傷つけた事への反省もなく説明責任も果たしていません。公人としての市長の人権意識のなさ、市民に対する無責任さには唖然とします。
日本共産党岸和田市議団は、永野維新市政に正面からモノを言ってきました。永野市長は辞職を、そしてこれまでの維新市政を転換し、市民本位の市政実現に全力を尽くすものです。
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